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Z世代は本当にすぐ辞めるのか?データで見る転職の『リアル』

どの時代でも、早期離職は専ら人事担当者の悩みの種だと思います。
そんな中でも特に「Z世代はすぐ辞める」と言われておりますが、それは果たして本当なのでしょうか?(検索エンジンでも、Z世代 と打つとサジェストに すぐ辞める が出てくる程です。)

今回は、そんなZ世代の『リアル』を、データに基づいて紐解いていこうと思います。
「Z世代はすぐ辞める」「転職なんて当たり前」—— なぜそんなことが囁かれるようになったのか、その背景にも迫っていこうと思います。

(関連記事)Z世代はどう企業選びを行うのか?Z世代の価値観を理解した上の採用戦略法を、実データ用いて解説!▼

  Z世代の採用戦略:企業が"推される"ための採用ブランディングとは? 売り手市場が進化する中、Z世代に選ばれる企業になるための採用戦略が重要です。この記事では、Z世代がどのように企業を「推す」か、その判断基準と効果的なアプローチ方法に焦点を当てています。具体的には、「口コミ文化」に精通し、リアルな情報を重視するZ世代の特性を踏まえた、SNSを活用した採用戦略を紹介。企業がZ世代から選ばれるためには、自分らしさを尊重する職場環境の提供が鍵となります。今後の採用活動においてZ世代をターゲットにする企業は、この戦略を取り入れることで競争優位性を確立できます。 ツナググループサービスサイト


目次[非表示]

  1. 1. 「Z世代はすぐ辞める」は本当か?昭和・平成・令和のデータ比較
    1. Z世代だけじゃない!昭和・平成時代の新卒離職傾向
    2. なぜ「Z世代はすぐ辞める」と言われるのか?
  2. 2. Z世代が辞めるヒントは、"世の中への不安"にあり!Z世代の転職理由調査
    1. 「所属する会社で自身が成長できないのであれば、転職が一番の近道」という発想
    2. 成長したいと感じている背景は、Z世代の持つ"世の中への不安"感
  3. 3. 【まとめ】Z世代の転職は「すぐ辞める」のではなく、自然な流れ
    1. Z世代の採用を促進していきたい・エンゲージメントを高めたいとお困りの企業様


1. 「Z世代はすぐ辞める」は本当か?昭和・平成・令和のデータ比較

Z世代だけじゃない!昭和・平成時代の新卒離職傾向

「最近の若者はすぐ辞める」と言われがちですが、実は過去の世代と比べて特別高いわけではありません。
例えば、厚生労働省の調査によると、新卒3年以内の離職率は以下の通りです。

世代

3年以内の離職率
昭和60年代
約50%
平成10年代
約40%
令和(Z世代)
約40%

思ったより変わらない…むしろ昭和の方が離職率が高いとは…。
意外だと思われた方も多いのではないでしょうか?
Z世代の転職は「当たり前」なものになっていますが、それは過去の世代でも特段変わらなかったのです。

なぜ「Z世代はすぐ辞める」と言われるのか?

考察の余地が入りますが、下記のようなことが影響していると考えられます。

・昭和・平成世代も辞めていたが、今より可視化されていなかった
データを見て分かる通り、かつての世代も早期離職していましたが、現在より人事が管理する数値が可視化される時代ではなかったことが大きいと考えられます。
このことは、タレントマネジメントシステムの導入スピードを鑑みると、納得度も高いのではないでしょうか。

・「すぐ辞めた人の声」だけが目立ちやすい
Z世代ではSNSの利用が日常となっているため、最新の若者はこういう傾向だ、であったり、「転職した」「辞めた」という投稿が目につきやすくなっていることが考えられます。

・「転職=マイナス」という価値観の変化
以前は「一つの会社に長くいることが美徳」とされていましたが、Z世代は「転職はキャリアアップの手段」と考えています。
この意識の違いが、「すぐ辞める」と捉えられる一因になっていると考えられます。

価値観に関してでいうと、最近では「退職代行」という仕組みに関しても話題に取り上げられているかと思います。
「退職代行を使って辞めるなんて…」という声も散見されますが、柔軟な価値観でそれを受け入れるZ世代が目立っている、というのはあるかと思います。

2. Z世代が辞めるヒントは、"世の中への不安"にあり!Z世代の転職理由調査

「所属する会社で自身が成長できないのであれば、転職が一番の近道」という発想

オープンワーク株式会社の運営する「働きがい研究所」の調査データによると、Z世代の退職理由で最も多かったものは「キャリア・個人成長」。
Openworkに投稿された退職理由に関する口コミを見ると、「このままでは何も身につけられない」「ルーティンワークで得られるものがない」など、その企業での仕事を経験し、会社を"見切る"判断をしていると考えられます。

3年以内に辞めたZ世代の退職理由
%
キャリア・個人成長
31.7%
仕事へのやりがい
20.2%
人間関係・社風
20.0%
ワーク・ライフ・バランス
18.5%
給与・待遇面
5.6%
安定性
4.0%

参照元:働きがい研究所 「3年以内に辞めたZ世代の入社&退職理由ランキング(vol. 130)

成長したいと感じている背景は、Z世代の持つ"世の中への不安"感

では、なぜZ世代は転職して成長しないといけないという危機感を持っているのでしょうか。

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社の調査データによると、日本のZ世代の経済社会の行く末に対する悲観的な意見が非常に強く見られます。
世の中へ持つ不安な気持ちが、Z世代を転職という行動に駆り立てている可能性が高いです。

今後1年の景気/社会・政治情勢/個人の家計に対する見通し(Z世代回答)


改善する
変わらない/わからない
悪化する
景気の見通し
6.8%
47.2%
46.0%
社会・政治情勢の見通し
10.8%
48.9%
40.3%
個人の家計の見通し
16.9%
60.5%
22.6%

参照元:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 「2024年 デロイトZ・ミレニアル世代年次調査日本版

3. 【まとめ】Z世代の転職は「すぐ辞める」のではなく、自然な流れ

Z世代がすぐ辞める"ように感じる"のは、社会情勢の変化や価値観の変化、発展したシステムの変化など様々な要素により起こっていると言えます。

人事担当者は、世の中の風潮に囚われず、Z世代のことをきちんと理解し、企業としてどんな対応をしていくのか、戦略を定めていくことが重要です。


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